【保険】がん患者の介護保険利用「末期」の記載が不要に。「自分や家族のことを“末期”と書くのはつらい」との声に応える
がん患者が、体力が落ちて介護保険を使いたくなった時、保険適用を申請する書類に「末期がん」と記す必要はありません--。厚生労働省が先月、全国の都道府県に向けてこんな文書を出しました。「自分や家族のことを“末期”と書くのはつらい」との声が数年前から上がっており、これに応えた形です。がんの患者・家族団体や医師らは「これを機会に、がん患者は積極的に保険を使い、介護サービスを受けてほしい」と訴えています。