【京都】うその診断で暴力団幹部手助けした罪に問われた医師に無罪
山口組系の暴力団幹部が刑務所に収監されないよう、うその診断をして手助けした罪に問われた医師に対し、京都地方裁判所は「診断の内容が医学的、客観的に虚偽であると断定できない」として無罪を言い渡しました。京都市下京区にある武田病院に勤務していた医師で韓国籍の全栄和さん(63)は3年前、別の恐喝事件で実刑が確定した山口組系の暴力団幹部について「持病の症状が重篤化することが予想される」という、うその診断結果を検察に提出したとして虚偽診断書作成などの罪に問われました。