【大阪地検】任侠山口組直系組長を起訴 口座不正開設の疑い 融資回収目的か
暴力団組員であることを隠して口座を不正に開設したとして、大阪地検が指定暴力団・任侠(にんきょう)山口組の直系団体「姫野組」組長、日高洋行容疑者(52)を詐欺罪で起訴していたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。風俗店経営者らに融資した資金の回収に、この口座を使っていたという。起訴内容は2013年2月、暴力団組員であることを隠して日高被告の名義で口座開設を申し込み、銀行から通帳とキャッシュカードをだまし取ったとしている。