【事件の核心】野田中央病院、ラエンネック大量保管は中国へ転売か 「胎盤由来」、美容効果が人気
押収された肝臓治療の処方薬「ラエンネック」=3月13日、千葉県警野田署(白杉有紗撮影)肝臓治療の処方薬「ラエンネック」を販売目的で許可なく病院内に保管していたとして、千葉県野田市にある総合病院の理事長が医薬品医療機器法違反容疑で逮捕された。ラエンネックは肝機能障害の治療に用いられるほか、中国などでは美容に効果があるとして高値で取引されており、千葉県警は、中国へ転売する目的で薬を横流ししていた可能性があるとみて裏付けを進めている。