【くやしい】愛知県人の屈辱「名古屋飛ばし」 その悲しい歴史を振り返る
名古屋人がやや自虐的に用いる言葉に「名古屋飛ばし」がある。いろいろなジャンルのイベントが名古屋に来てくれない、というものだ。人口200万人以上、首都圏・京阪神に次ぐ大都市圏なのに、ナマの文化体験を体感するチャンスは限られているのではないか――この感覚はどこまであてはまるのだろうか。ドーム・アリーナが整備されるも、今度は会場が足りない「名古屋飛ばし」が流行語となったのは1992年に東海道新幹線の「のぞみ」が運転開始した時に、一部の列車が名古屋駅を通過したこと。