【滋賀】渡来人の姿、想像して 渡来人特有の副葬品が出土した近江と河内を比較 安土城考古博物館で来月7日まで展示
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渡来人特有の副葬品が出土した近江と河内(大阪)を比較する展示が、近江八幡市安土町下豊浦の安土城考古博物館で開かれている。大阪府立近つ飛鳥博物館(大阪府河南町東山)との連携企画。考古博所蔵の25点と、近つ飛鳥博所蔵の21点を二つの陳列ケースに並べて展示しており、共通性と違いを実感できる。4月7日まで。藤崎高志学芸員によると、渡来人系古墳の副葬品は、ミニチュア炊飯形土器(かまど、甑(こしき)、鍋など)が特徴で、かんざしの釵子(さいし)と一緒に見つかることが多い。