【北方領土】ロシア駐日大使、平和条約が締結されたとしても 2島引き渡しは「ロシアの善意」 主権引き渡しに直結しないとの見解
ガルージン駐日ロシア大使は28日、日本記者クラブで記者会見し、日ロ間で交渉している平和条約が締結されたとしても、歯舞、色丹の2島の日本への引き渡しはロシアの「善意」に基づくとの考えを示した。条約締結が日本への主権引き渡しに直結しないとの見解を繰り返した形。安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は昨年11月のシンガポール会談で、1956年の日ソ共同宣言に基づき、条約交渉を加速させる方針で合意した。