【裁判】生コン調達で恐喝未遂疑い、懲役3年求刑 弁護側は無罪主 大津地裁
生コンクリートの調達を巡る事件で、工事関係者を脅したとして恐喝未遂などの罪に問われた東近江市の「湖東生コン協同組合」の運営委員長の男(68)=大阪市=の論告求刑公判が29日、大津地裁(今井輝幸裁判官)であった。検察側は懲役3年を求刑、弁護側は無罪を主張し結審した。判決は4月25日。検察側は、同組合と提携する全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部が工事現場で軽微な不備に因縁をつける妨害を繰り返し、生コンの仕入れ先を関係業者に変更させていたと指摘。