【裁判】万引きで実刑1年2ヶ月、別の傷害事件では「進路を妨げられたことに伴う正当防衛が成立する余地がある」と無罪・松江地裁
傷害事件で無罪判決
ドラッグストアで医薬品を盗んだ罪とトレーニング施設で職員を殴ってけがをさせた罪に問われている出雲市の男に対する裁判で、松江地方裁判所は盗みについて有罪とする一方、傷害については「もみ合いの中で起きたことで故意ではなかった疑いが残る」などとして無罪を言い渡しました。この裁判は、出雲市の派遣社員蒲生淳一郎被告(42)が、ドラッグストアで医薬品を盗んだ罪とトレーニング施設で男性職員の腕を殴るなどして1週間のけがをさせた傷害の罪に問われているものです。