【巨大地震】南海トラフ 評価検討会「特段の変化ない。震源域のそばの皆さんは引き続き備えてほしい」
海トラフで巨大地震が起きる可能性を評価する定例の検討会が開かれ、「特段の変化は観測されていない」とする見解をまとめました。気象庁で開かれた検討会では、想定震源域やその周辺で観測された今月にかけてのデータを専門家が分析しました。四国や紀伊半島でプレートの境目付近を震源とする「深部低周波地震」と呼ばれる小規模な地震が観測され、これに伴って複数の「ひずみ計」でわずかな地殻変動が観測されたということです。