【ブランド】中国側から報酬700万円超=14年から和牛受精卵5回密輸出-捜査終結・大阪府警
和牛の受精卵と精液が中国に不正に持ち出された事件で、依頼者の中国・海南島の牧場関係者から代金や運搬報酬として700万円以上が支払われたとみられることが8日、分かった。府警は2014年以降、5回の密輸出があったと解明し、捜査を終結した。府警によると、依頼したのは50代の中国人の男で、焼き肉店経営前田裕介被告(51)=家畜伝染病予防法違反罪などで起訴=は「10年前に大阪市内であった食肉の研修会で知り合った」と説明。