大海を知らぬ陸封鮎を川へ・日田
陸封アユの放流試験
海につながっていない環境で一生を過ごすアユ“陸封アユ”を資源として活用しようと日田市のダム湖に生息している天然アユの稚魚を川に試験放流する取り組みが日田市で初めて行われました。この試験放流は、日田市と地元の漁協などが地元の水産資源の有効活用を図ろうと取り組むものです。放流するアユの稚魚はことし1月から2月かけて日田市を流れる大山川にある、松原ダムのダム湖で、捕獲したもので1センチほどの大きさだったものを市内の養殖場で10センチほどにまで育てました。