第六潜水艇沈没(明治43年)犠牲者追悼式 沈みゆく艇内で認められた艇長の遺書も朗読 「死に至るまでみなよくその職を守り沈着に事を処‥
第六潜水艇 犠牲者の追悼式
110年前、明治時代に山口県沖で訓練中に沈没した旧日本海軍の「第六潜水艇」の犠牲者を悼む追悼式が呉市で行われました。国内初の潜水艇「第六潜水艇」は明治43年に山口県沖の瀬戸内海で訓練中に沈没し、乗組員14人の全員が死亡しました。死の直前まで事故の原因や艇内の状況を冷静に記した佐久間勉艇長の遺書はその後、イギリス海軍の教本に取り上げられるなど海外でも広く紹介されました。