【埼玉県吉川市】市の福祉課職員がALSの患者に「時間稼ぎですか?」… 訪問調査、文字盤での会話中 弁護団が市に抗議
ALS患者の介助の必要性を調査しに訪れた福祉担当職員が、患者が一言ずつコミュニケーションを図ろうとする姿に対して投げつけた言葉だった。病気によって声を発することのできない人が道具を使って意思を伝えようとしているのに、役所の職員がからかうような言葉を投げつけたらどんな気持ちになるだろうか?筋肉を動かす全身の神経細胞が侵され、体が動かなくなっていく進行性の難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」。