【社会】MDMA製造が「卒業実習」 松山大教授を書類送検
免許がないのに合成麻薬MDMAを学生に作らせたなどとして、四国厚生支局麻薬取締部は16日、松山大薬学部の岩村樹憲(たつのり)教授(61)=松山市=を麻薬取締法違反(製造、所持)の疑いで書類送検した。捜査関係者によると、「勉強のためにやらせた」と話しているという。捜査関係者によると送検容疑は、「麻薬研究者」の免許がないのに、2013年4~7月ごろに研究室でMDMAなどを学生に作らせた▽18年1~2月ごろに麻薬5F―QUPICを作らせ、研究室で約0・3グラムを所持したというもの。