【静岡地裁】スルガ元行員裁判 懲役5年求刑
顧客の定期預金を不正に解約し、現金1億円余りをだましとったとして詐欺などの罪に問われているスルガ銀行の元行員の裁判で、検察は「銀行員として許されざる行為で銀行の信頼も失墜させた」などとして懲役5年を求刑しました。スルガ銀行の元チーフマネージャー、佐々木圭輔被告(40)は、おととし9月から去年5月にかけて、払い戻し書類を偽造して顧客の定期預金を不正に解約して1億1000万円余りをだましとって別の取引先への融資に流用したなどとして、詐欺や有印私文書偽造などの罪に問われています。