厚労省が最も危険度の高い「1類」に指定されてるエボラなど5つの病原体を夏にも輸入し東京都内で冷凍保管する予定
厚生労働省と国立感染症研究所が、致死率の高いエボラ出血熱などを引き起こすウイルスを今夏にも初めて輸入し、感染研村山庁舎(東京都武蔵村山市)の「BSL4」施設で保管する可能性があることが8日、分かった。訪日客の増加が続く中、患者が出た場合の検査法の精度向上が目的。近く地元住民らに方針を示す計画という。同省によると、輸入を検討するのは、感染症法で最も危険度が高い「1類」に指定されるエボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、南米出血熱、マールブルグ病、ラッサ熱の病原体。