気象庁「宮崎県沖で震度5の地震あったけど南海トラフ地震の発生高まったと言えず」
気象庁は甚大な被害が出ると想定されている「南海トラフ地震」についての検討会を開き、10日に宮崎県沖で起きた地震によって南海トラフ巨大地震が起きる可能性が普段より高まったとは言えない、との結論を出した。宮崎県沖の日向灘では10日、最大震度5弱を観測する強い地震が発生した。震源が、南海トラフ巨大地震の想定エリア内にあったことから巨大地震につながる可能性があるのかが注目されたが、専門家らによる検討会は13日、巨大地震が起きる可能性が、普段より高まったとは言えないと結論付けた。