【京都】座り続けるシリア人妊婦に声かけ病院へ 友情生んだ一言とは
京都府八幡市男山の男山団地で住民の交流活動に取り組んできた京都市出身の会社員中村穂希さん(25)=大阪市中央区=が、日本語を話せない八幡市在住のシリア人女性と親交を深めている。病院の付き添いや行政手続きを手伝うなどして生活を支え、「ちょっと話しかけるだけでもいい」と地域での親交の広がりを期待する。中村さんは、男山団地で活動していた昨年5月、バスに乗らずにベンチに座り続けるマラム・ゲゼイエルさん(23)に気付き、「何をしてるの」と片言の英語で話しかけた。