【豪族】万呂(まろ)と名前が刻まれた土器、古代に鋳造された12種類の貨幣の1つ「長年大宝」 共に愛媛県内初出土
豪族の名刻む土器 県内初出土
今治市内の遺跡から県内で初めて古代の豪族の名前が刻まれた土器の一部が出土し、愛媛の古代の豪族の関係を知る上で注目されています。今治市の「新谷古新谷遺跡」でことし3月、壺の形をした土器の一部が出土しました。直径7センチほどの円い底の中央には人物の名前が刻まれていて、最初の2文字が「凡直」、その下の1文字が、万葉集の「万」と風呂の「呂」を合わせた字で、「まろ」と読むと考えられます。