【裁判】手錠腰縄で法廷、裁判所の対応は配慮欠き不適切…大阪地裁 訴え自体は退ける 原告弁護士「画期的な判決だ」
手錠腰縄で法廷 裁判所の対応は配慮欠き不適切 大阪地裁
服役していた男性など2人が刑事裁判の法廷で手錠や腰縄をつけられた姿をさらされ尊厳を傷つけられたとして国に賠償を求めた裁判で、大阪地方裁判所は訴えを退けた一方、裁判所の対応は被告への配慮を欠き、不適切だったと指摘しました。覚醒剤取締法違反の罪で服役していた30代の男性など2人は、刑事裁判の時に法廷に出入りした際、傍聴人の前で手錠や腰縄をつけられた姿をさらされ尊厳を傷つけられたなどと主張して国に50万円の賠償を求めていました。