【長野】ネマガリダケ採り「携帯電話持って」県警など呼び掛け 「遭難した場合、家族に連絡するより先にまず110番通報してほしい」
北信濃の初夏の味覚、ネマガリダケの時季が近づく中、県警などが、入山者に携帯電話を持って入るよう呼び掛けている。携帯があれば遭難者の位置特定などに役立つが、県警によると県内では昨年、ネマガリダケ採りに入って遭難した7件10人のうち、4件5人は持たずに入山していた。6月1日に入山解禁となる上高井郡高山村の山林を管理する村公・共有林管理協議会は、やぶの中で携帯が水にぬれるのを嫌がる向きもあるとみて、今季は入山者にジッパー付きの袋を配布する。