【東京】「ハーフってかっこいい」に潜む差別 身近な多文化共生を考える 頭の薄い人は、どこからがハゲでどこまでがハゲじゃないのか?
■多文化共生について考えるイベントが開催された「ハーフってかっこいいよね」「ハーフっぽい顔になりたい」。これらの言葉をどこかで聞いたり、実際に口にしたりしたことがある読者もいるのではないだろうか。テレビや雑誌でハーフのタレント・モデルを見ない日はない。ハーフは、容姿端麗、語学堪能というイメージがあるが、たとえポジティブなものであっても、こうした固定観念に対して、差別の意識を感じるハーフの人は少なくない。