【青森】縄文土器の土は年代で変化 弘大チーム解明
![【青森】縄文土器の土は年代で変化 弘大チーム解明](/img/newsplus/1559379046.jpg)
八戸市の牛ケ沢(4)遺跡から出土した縄文時代早期の土器片に見られる2種類の火山ガラス。鉄の量の差で色味に差異がある(提供・関根教授、柴名誉教授)
縄文人も、素材にこだわる? 青森県内で作られた縄文時代早期(1万2千~7千年前)と晩期(3200~2300年前)の土器の土に含まれる火山由来の粒子を比較したところ、前者は複数の地域や年代の火山からの噴出物が混合した土、後者は直接露頭から採取した単一の火山灰と考えられることが、弘前大学人文社会科学部の関根達人教授らの研究で分かった。