【シリア内戦】トランプ氏「市民の虐殺やめろ」 アサド政権軍、攻勢続く
内戦下のシリアで、反体制派の最後の大規模拠点である北西部イドリブ県でのアサド政権軍側の攻勢が止まらない。トランプ米大統領は、「市民の虐殺をやめろ」と警告。一方、政権を支援するイランの動きに神経をとがらせるイスラエルは関連施設への相次ぐ空爆で圧力を加え、緊張が高まっている。イドリブ県周辺では4月末からアサド政権軍と支援するロシア軍による空爆や砲撃が激しくなり、国連によると先月28日までに市民160人以上が死亡し、27万人以上が避難を余儀なくされている。