【京都】「ほとんどが飢えや病気で亡くなった」 97歳、インパール作戦を語る
太平洋戦争の旧日本軍による「インパール作戦」に従軍した京都府南丹市園部町小桜町の今井冨佐三さん(97)が実体験を語る「平和のための集い」が6月15日、同町の市国際交流会館で開かれる。今井さんは「無謀な作戦で多くの犠牲者が出た。戦争の愚かさを伝えたい」と話している。インパール作戦はビルマ(現・ミャンマー)を占領した旧日本軍が中国への物資補給路を断つ目的で、イギリス軍が防衛するインド北東部のインパールの攻略を目指した作戦。