【社会】自転車に乗った巡査が遠くのバスに気を取られ、歩道で人を撥ね死なせる。70万円の罰金刑。県警「コメントすることはない」滋賀県
昨年9月に大津市の琵琶湖大橋で滋賀県警高島署の男性巡査(28)の自転車が、会社員男性をはねて死亡させた事故で、大津区検が男性巡査を重過失致死罪で略式起訴したことが7日、分かった。大津簡裁は5月29日付で、罰金70万円の略式命令を出した。起訴状では、男性巡査は昨年9月23日午後7時53分ごろ、大津市今堅田3丁目の歩道で、遠くのバスに気を取られながら時速約23キロで漫然と自転車を運転し、歩いてきた同市内の会社員男性=当時(53)=に衝突して脳挫傷を負わせ死亡させた、としている。