【古生物】氷河期の絶滅ハイエナ、北極圏にも進出していた 極北カナダで見つかった化石から判明、最新研究
かつて、ハイエナは極寒の北極圏にも暮らしていたことが、カナダ北西部で発見された歯の化石から判明した。ハイエナたちは約100万年前の草原でトナカイやマンモスを捕まえたり、それらの死肉を食べたりしていたようだ。オンラインジャーナル「Open Quaternary」に6月18日付けで発表された論文によると、1970年代にカナダのユーコン準州オールドクロウ川流域で発掘された化石2点は、これまでで最も北に位置するハイエナの痕跡だという。