【新潟】「部落差別、見抜く力を」 再発防止へ上越で研修会
部落差別の実態や人権課題について学ぶ研修会が24日、新潟県上越市の高田公園オーレンプラザで開かれた。自治体職員や企業の人事担当者ら約80人が参加し、差別のない社会の実現に向けて考えた。部落解放・人権政策確立要求県実行委員会が主催。大阪同和・人権問題企業連絡会の井上龍生前理事長が講師を務めた。「何が差別かを理解し、見抜く力をつけていかなければ差別問題は解決しない」と強調した上で、「職場で人権侵害に気付いたら、事実をきちんと把握し、再発防止に向け関係機関に報告をしてほしい」と訴えた。