【福岡地裁】工藤会トップ裁判裁判員除外決定
市民を狙った4つの事件で殺人などの罪に問われている特定危険指定暴力団・工藤会のトップの野村悟被告らの裁判について福岡地方裁判所は「危害を加えるおそれがある」として裁判員裁判にはせず、裁判官だけで審理することを決めました。工藤会トップで総裁の野村被告(72)は、会長の田上不美夫被告(63)とともに、平成10年、漁協の元組合長を殺害したほか平成24年に、長年、暴力団捜査を担当した元警察官を銃撃したなどとして4つの事件で殺人や殺人未遂などの罪に問われています。