【宗教】京都仏教会、キャッシュレス化「ノー」 課税に危機感 「宗教課税という事態になれば…」「宗教者はこうした問題に敏感だ」
「お布施」のキャッシュレス化に対し、京都仏教会(理事長、有馬頼底・臨済宗相国寺派管長)が28日、明確に反対する姿勢を示した。政府がキャッシュレス化を推進する中、今春時点では長沢香静(こうじょう)事務局長が「1年かけてキャッシュレス化の長所、短所を検討し、見解をまとめる。最終的には各寺院で判断してもらう」としていたが、急転直下とも思える「ノー」の結論を出したのは「世の中のキャッシュレス化があまりにも急速に進んでいる」ことで対応を迫られたためだ。