【国際】「皇太子が真相解明を」=サウジ記者殺害でトルコ大統領 「一番上から一番下まですべて裁判にかけるのが国際社会の役目」
トルコのエルドアン大統領は29日、昨年10月に起きたサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件について、国連の報告書が19日に公表されたものの「いまだに隠されている面がある」と語った。その上で、サウジのムハンマド皇太子が真相を解明すべきだと訴えた。エルドアン氏は大阪市内で開いた記者会見で、航空機でトルコに入った15人が殺害の主体だと指摘しながらも「暗殺の全容を明らかにし、一番上から一番下まですべての責任者を裁判にかけるのが国際社会の役目だ」と強調。