【捕鯨】クジラの町、待ちわびた商業捕鯨再開に期待と不安/ 和歌山県太地町と山口県下関市
◆ クジラの町、期待と不安=商業捕鯨再開-太地・下関商業捕鯨が7月1日、31年ぶりに日本近海で再開される。クジラ漁が根付く和歌山県太地町や山口県下関市では、待ちわびた再開に期待の声が上がる。一方、捕獲や鯨肉販売が思うようにいくのか、先行きへの不安も広がっている。古式捕鯨発祥の地として知られる太地町。小型捕鯨船「第七勝丸」を保有する太地町漁業協同組合の貝良文参事は出港を前に、「調査捕鯨と異なり船上で血抜きができるから、より新鮮でおいしい鯨肉を食べてもらえる」と自信を示す。