旧日本海軍の重巡洋艦「摩耶」発見 フィリピン沖の海底で 太平洋戦争中に米海軍の魚雷攻撃で沈没
太平洋戦争中に撃沈された旧日本海軍の重巡洋艦「摩耶」の船体がフィリピン沖の海底で発見されました。アメリカの調査チームの無人探査機が撮影した映像には、船体が鮮明に写っています。旧日本軍の重巡洋艦「摩耶」が見つかったのは、フィリピンのパラワン島沖のおよそ1850メートルの海底です。「摩耶」は、太平洋戦争末期の1944年10月、フィリピンへと迫るアメリカ軍を迎え撃つためレイテ島に向かいましたが、アメリカ海軍の潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没し、乗員336人が死亡しました。