1グラム1億円のペプチド 合成低コスト化成功1/1000に
「ペプチド」合成低コスト化成功
中部大学の研究グループが、特殊な触媒を使い、医薬品の材料になる「ペプチド」を作るコストを1000分の1に下げることに成功したと発表しました。今後、さまざまな医薬品の開発に利用されることが期待されます。これは、中部大学の山本尚教授が記者会見で明らかにしました。「ペプチド」は、アミノ酸が連なってできた化合物で、ペプチドを使った医薬品はがん細胞などの狙った標的だけに作用するため副作用を起こしにくいという長所があります。