大会組織委「東京五輪に必要な医療スタッフは10000人以上。要員確保のめどはたった」
来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、大会の組織委員会は、観客の熱中症や選手のけがなどの対応にあたる医療スタッフが、大会全体で1万人以上に上る計画を明らかにしました。組織委員会は30日の理事会で、東京大会の43の競技会場や選手村などの医療体制の計画を明らかにしました。それによりますと、競技会場に設ける医務室は選手用と観客用に分かれ、選手用は原則、各会場に1か所ですが、観客用の医務室は観客1万人当たりに1か所を設けるとしています。