【再捜査へ】2012年の笹子トンネル崩落事故(9人死亡)、 担当者らが不起訴になった件について検察審査会が「不起訴不当」
山梨県の中央自動車道・笹子トンネルで天井板が崩れ落ち、9人が死亡した事故で、甲府検察審査会が検査担当者2人の不起訴処分について「不起訴不当」と議決した。この事故は、2012年、中央道上りの笹子トンネルで、天井板が崩落し、9人が死亡したもの。山梨県警は、中日本高速道路の当時の社長ら8人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検したが、甲府地検は弁護士から告発があった2人も含めた10人について「事故は予見できなかった」として、不起訴処分とした。