【中国】人民元、一時7元台に下落 11年ぶり、米中摩擦激化 8月5日
5日午前の中国・上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで続落し、中国メディアによると、一時1ドル=7元を下回った。市場関係者によると、7元台まで下落するのは2008年5月以来、約11年ぶり。人民元相場は米中貿易摩擦の対立激化に伴う中国経済の減速懸念から、元を売ってドルを買う動きが強まっている。中国人民銀行(中央銀行)は5日朝、人民元取引の対ドル相場の基準値を1ドル=6.9225元と、前週末の基準値より0.33%元安に設定した。