【北海道】アイヌ語地名で見る北海道 地図の特別展、札幌 「地名はアイヌ民族が先住していた何よりの証拠」
アイヌ語に由来する北海道の地名を、国宝6点、国指定重要文化財33点を含む約100点の資料で考える地図の特別展が、北海道博物館(札幌市)で開かれている。小川正人学芸副館長は「地名はアイヌ民族が先住していた何よりの証拠。親しみのある地名を通して北海道を見つめ直す機会になってほしい」と期待する。アイヌは地形の特徴や動植物に関係する地名を各地に付けており、北海道では主に明治期以降、アイヌ語の音に合わせて読み方の近い漢字を当てた。