【佐賀】万葉集「梅花の歌」ひもとく 福岡女学院大・東教授が講演 「促膝」の思想、現代にも重要
島内7カ所に点在する万葉歌碑=唐津市神集島
東教授の講演に耳を傾ける来場者=唐津市の大手口センタービル
「万葉集の令和、そして唐津」と題した講演会(唐津商工会議所、Re:からつプロジェクト実行委員会共催)が先月23日、唐津市の大手口センタービルで行われた。福岡女学院大の東(ひがし)茂美教授(伊万里市出身)が講師を務め、新元号の典拠となった「梅花の歌」序文をひもときながら、底流にある「促膝(そくしつ)」思想を紹介、この思想が今の日本に重要であり、新時代にふさわしい新元号と説いた。