【ロシア】国内4ヶ所の放射線観測所、軍実験場の爆発後に謎の「沈黙」
大気中の放射性粒子を監視するロシア国内の施設4カ所が、今月8日以降、明確な理由なくデータの発信を停止していることが分かった。核実験の監視を行う国際機関が明らかにした。ロシアでは8日、北部にある軍の演習場でミサイル実験の手違いによる爆発が起き、核開発の専門家少なくとも5人が死亡した。ウィーンに本部を置く包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)は、世界各地の監視観測所300カ所以上から集めたデータを基に、条約で禁じられている核実験が行われていないかどうかを監視する。