【佐賀】「迷信・偏見は差別助長」 三重県の住職が講演「科学の発達した現代に、そんなことを信じて振り回されてはいけない」
8月の同和問題啓発強調月間に合わせて、鳥栖市同和問題講演会が19日、市民文化会館で開かれた。三重県桑名市の住職で人権擁護委員などを務める佐後映雄(さごえいゆう)さんが「差別のない社会を目指して」と題して講演した。学校、行政関係者ら400人以上が聴講した。佐後さんは差別とは「自分の責任ではないことで、他の人とは異なる不本意な扱いや不利益を受け、幸せに生きる権利を奪われること」と説明した。