【兵庫】神戸山口組、旧本部売却へ 警察、抗争激化を警戒
地元の暴力団追放運動で閉鎖に追い込まれた指定暴力団神戸山口組の旧本部事務所(兵庫県淡路市)の土地と建物について、組側が売却の意向を示していることが26日、関係者への取材で分かった。地元からは売却を機に組勢力の一掃を望む声が聞かれるが、不動産の価格は数千万円に上るとみられ、売却先はまだ決まっていない。神戸山口組は4年前の平成27年8月27日、国内最大の指定暴力団山口組を離脱した勢力が結成し、神戸側の最高幹部が率いる淡路市の2次団体「侠友会(きょうゆうかい)」の事務所に本部を置いた。