【京アニ】新たに名前が公表された25人の犠牲者のうち20人の遺族は公表拒否
「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオ放火殺人事件の犠牲者35人のうち、京都府警捜査本部が氏名を明らかにしたのは10人にとどまってきた。実名発表に対して遺族の了承が得られていない上、公表内容やタイミングを巡って警察庁との間で意見が折り合わずなかったために異例の経過をたどった。事件発生から1カ月以上が経過し、京都府警は27日午後、残る25人の氏名を明らかにしたが、実名を出すことに5人の遺族が「存在がなかったことにならないようにしたい」などと応じる一方、20人の遺族は拒否の意向を示したという。