【ジャポニカアレイ】東芝が新事業を育てるため、日本人従業員1万人分の遺伝子データ収集を始める
2019年8月29日8時30分
東芝が新事業を育てるため、日本人従業員1万人分の遺伝子データ収集を始めた。集まった遺伝子データを解析し、個々人の体質に合わせた病気の治療法や予防法を提供するのが目標。最終的に必要とされる数十万人分のデータ収集に向け、まずは「身内」の力で軌道に乗せる考えだ。東芝は「ジャポニカアレイ(日本人の配列)」と名づけ、東北大と共同開発した日本人向けの遺伝子情報解析ツールを使った新事業をめざしている。