【IT】東大、量子コンピュータ研究・教育を促進 IBMと提携
IBMが開発する量子コンピュータの最新モデルである「IBM Q System One」は、20個の量子ビットに対しゲート操作することで量子アルゴリズムを計算できるマシン。量子ビットのエラーを訂正する技術や量子ビット数に課題があることから、「NISQ」(ノイズあり中規模量子デバイス)に分類される。既に知られている量子アルゴリズムで有用な計算をするには、「エラー訂正技術が進歩した上で1万~10万量子ビット必要」ともいわれており、そのようなマシンが実現するのは早くても2030年ごろだという。