【研究】ヒマラヤの湖の人骨、年代と人種で新たな発見 インド・ギリシア・東南アジア…DNA解析で、異なる3つのグループに分かれる
ヒマラヤ奥地の湖に、800体ほどの人骨が眠っている。ループクンド湖、通称「スケルトン・レイク」で最初に人骨が発見されたのは、第二次世界大戦中だった。最新のDNA解析の結果、人骨は明らかに異なる3つのグループに分かれた。また、死亡した時期は約1000年を隔てた2つの時期に分かれた。湖に沈む人々がどのようにして亡くなったのか、科学者はまだ解明できておらず、今回の発見はスケルトン・レイクの謎を一層深めるものとなった。