【裁判】諫早湾干拓事業 きょう最高裁判決 開門すべきか判断に注目(9月13日午後3時判決言い渡し予定)
長崎県諫早湾の干拓事業をめぐり、排水門の開門を命じた確定判決を無効とするよう国が求めている裁判について、最高裁判所は13日午後、判決を言い渡します。開門すべきかどうかについて相反する判決が出され、司法判断のねじれが続く中、最高裁がどのような判断を示すのか注目されます。諫早湾の干拓事業では、平成9年に国が堤防を閉めきったあと、漁業者が起こした裁判で開門を命じる判決が確定した一方、農業者が起こした別の裁判では開門を禁止する決定や判決が出されました。