【医薬】胸やけ薬「ザンタック」と後発薬、発がん性物質巡り米欧当局が調査
(ブルームバーグ): 米欧の医薬品当局は13日、胸焼けを和らげる胃薬「ザンタック」(一般名ラニチジン)やそのジェネリック(後発薬)が発がん性物質に汚染されている可能性について警鐘を鳴らした。同じ物質が高血圧症治療薬の世界的なリコールにつながった経緯がある。当局はフランスのサノフィが手掛けるザンタックや多くのメーカーが製造する後発薬に発がん性物質N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が患者に危険を与え得るレベルで混入しているかどうかを調査していると明らかにした。