台風と集中豪雨に飲み込まれた女性、インターネットで救援訴えたところ政府批判で逮捕される
8月末にラオス南部を襲った台風とそれに続く集中豪雨は広範囲で大規模な被害をもたらし、これまでに約60万人が被災し、14人の死亡が確認されている。ところがこうした被害の実態はラオス国内ではあまり伝えられていないのが実情という。そんななか、政府や地方自治体による救援活動が遅々として進まない実情をインターネットで訴えた地元の女性が政府を批判した容疑で警察に逮捕され、弁護士などとの面会も拒否されていることがわかった。